みなさんこんにちは。
個別指導塾with.canの工藤です。
突然ですが皆さんタイトルにもある「10歳の壁」聞いたことありますか??
個別指導塾with.canにも栗林小学校や他の小学校の10歳の小学4年生が多く在籍しています。
今回はこの10歳の壁について詳しく説明していきたいと思います!
■ 「10歳の壁」とは?
「10歳の壁」とは、小学校中学年から高学年にかけて子どもが直面する、心や学習面での大きな変化のことを指します。心理的な自立が進むと同時に、学習内容も急に高度になります。この時期に多くの子どもたちが、今までスムーズだったことにつまずいたり、親との関係に距離を感じるようになったりします。
■ どんな変化が起きるの?
・抽象的思考が芽生える
これまでは「目に見えること」や「具体的なこと」が中心だった思考が、より論理的で抽象的になります。たとえば「なぜそうなるのか?」を考えるようになり、大人の言うことにも疑問を持つようになります。
・自己意識の高まり
自分と他人を比べたり、「自分はどう見られているか」を気にするようになったり。これは成長の証ですが、自己否定につながることもあるので注意が必要です。
・学習内容の難化
小学校高学年から中学にかけて、学習内容は一気に抽象化し、論理性や読解力が求められるようになります。ここでつまずくと、自己肯定感が下がってしまうケースもあります。
■ 親ができるサポートは?
・「分かろう」とする姿勢を持つ
つい叱ったり、正そうとする前に「今どんな気持ちなんだろう?」と想像してみましょう。
・子どもの言葉に耳を傾ける
反発する言葉の裏には、不安や戸惑いが隠れていることも。答えをすぐ出さず、聞くことに徹してみるのも効果的です。
・小さな成功体験を積ませる
勉強でも日常生活でも、「できた!」という感覚を積み重ねていくことが、自信につながります。
まとめ:
「10歳の壁」は決して悪いことではなく、子どもが心も頭も大人に近づいていく大切なプロセスです。悩んだときこそ、親子の関係を見つめ直すチャンス。子どもの変化を前向きに受け止め、じっくり寄り添っていきましょう。
もちろん個別指導塾with.canでもこの10歳の壁は理解して生徒たちと接しています。
特に変化を前向きに受け止めることは特に重要なので、with.canとご家庭の両方からできたことをしっかり褒めてあげましょう!